
京都市への寄付・遺贈の流れ
千二百年を超える悠久の歴史と文化が息づく京都市には 約145 万人の市民が在住し、
毎年たくさんの人が訪れ、文化の中心地として今も愛されています。
本記事では、京都市へゆかりのある方が、どのように寄付・遺贈するのか手続きの流れを具体的に案内します。
京都市へ寄付する手続き(生前寄付)
生きている間に京都市へ資産を寄付する手続きは、大きく 2 つの方法があります。
1. 直接寄付を申し出る
2. ふるさと納税制度を利用する

1.直接寄付を申し出る際の手続きの流れ
京都市へ自ら直接寄付をしたい場合は、京都市役所で手続きができます。以下の流れに沿って進めていただきます。
(1) 京都市役所へ直接お越しいただくか、「京都市に対して御寄付を検討されている方へ」に記載の電話番号かメールアドレスまでご連絡ください
(2) 寄付申出書に記入し、提出していただきます
(3) 納付書を受け取ります
(4) 指定の口座に振り込みを行っていただきます
(5) 振り込みの確認後、総務課から証明書が郵送されますので受け取ってください
(6) 翌年 2 月 16 日から 3 月 15 日までの間に寄附金控除の確定申告を行うことができます
2.ふるさと納税制度を利用する際の手続きの流れ
ふるさと納税ポータルサイトを利用して返礼品を受け取る代わりに寄付をすることも可能です。(各ポータルサイトから返礼品なし寄付をお選びください。)
参考:京都市ふるさと納税の概要
(1) ふるさと納税申し込みサイトでインターネット申し込みをします
【京都市公式】京都市ふるさと納税特設サイトをご利用ください
(2) 確定申告かワンストップ特例制度のいずれかを選び、寄附金控除を受けることができます
ふるさと納税の詳しい流れは総務省:ふるさと納税の流れをご参照ください
以上が京都市に寄付する(生前寄付)際の基本的な流れとなります。

京都市へ遺贈する手続き(遺贈寄付)
遺贈寄付とは、遺言書やエンディングノート等によって生前に意思表示し、資産を特定の個人あるいは団体に贈与することを指します。公的な遺言書でお手続きいただくか、エンディングノートや口頭で伝えるかにより、法的に誰が寄付者になるのかが変わってまいります。ただし、寄付者が誰になるかに関わらず、京都市に遺贈する場合は、執行人が京都市役所で手続きをすることになります。
遺贈寄付の手続きの流れ
(1) 遺言書などで亡くなった方の遺贈の意向(希望金額、使い道等)を確認します
(2) 京都市役所へ直接お越しいただくか、「京都市に対して御寄付を検討されている方へ」に記載の電話番号かメールアドレスまでご連絡ください
(3) 総務課担当者が使い道の希望についてヒアリングをさせていただきます
(4) 寄付申出書に記入し、提出していただきます
(5) 納付書を受け取ります
(6) 指定の口座に遺言執行者様が振り込みを行っていただきます
(7) 振り込みの確認後、総務課から証明書が郵送されますので受け取ってください
(8) 相続税の非課税措置、所得税の寄付金控除を受けることができます
遺贈寄付について、より詳しい情報は「遺贈寄付:人生の最後に託す、未来への希望」もご参照ください
京都市での寄付金の活用について
京都市では、皆様からお預かりした寄付金を「京都の未来を支える事業」への先行投資として、8つの使い道を設けさせていただいており、様々な事業に活用しております。
具体的な使い道については、京都市ふるさと納税特設サイト「寄付の使い道」にて詳しくご紹介しております。
お問い合わせ・手続き窓口
京都市役所
〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
最寄駅
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地下鉄東西線 京都市役所前駅
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京阪電車 三条駅
京都市の未来のため、皆様からの温かいご支援を心よりお待ちしております。担当職員が丁寧にご案内させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。